弊蔵がある紀伊半島は、中山間の地形から林業以外にも果樹が農業の中心として成り立ってきた地域です。その中でも梅は古くから栽培されており、重要な果樹と言えます。酒米を生産いただく生産者の多くは、お米と果樹を1年を通じて両立させた生産体系ができており、米を利用するほかにも梅を利用することが大切な地域醸造の一歩と考えております。
この商品はそれらを組み合わせ、紀伊半島での原材料を利用して醸した梅酒となります。糖類を控えめに仕上げた軽快で飲みやすく優しい甘さと、日本酒の持つ複雑な酸と梅の酸が調和した上質な梅酒です。
- 紀伊半島でとれた梅を使用
- 酵母無添加醸造の花巴山廃(アルコール添加なし)
- 甘味はビートグラニュー糖(国産)で、原材料は100%国産の梅酒
販売価格 720ml ¥1,980(税込)
花巴 “育てる”日本酒(梅酒用日本酒)
地域に寄り添った醸造を目指し、酵母無添加製法にこだわる花巴が手掛けた、梅をつけるための日本酒ができました。
家庭で果実をつけることのできる法律上の下限値であるアルコール度数20度以上を、米と米麹だけの原材料で実現しています。
野生酵母の強さを活かした山廃製法で完熟発酵させ、糖を極限まで削ぎ落とし、アルコールを21度まで引き上げた、濃厚でドライな味わいです。
酸を開放する酒造りならではの花巴のもつ乳酸の表現を活かし、果実の酸との調和した個性のある果実酒をご家庭で育ててみるのはいかがでしょうか?
梅酒を育てていく愉しさを知ってほしい。そんな想いからできたお酒です。梅に限らず、別の果実を漬けるのもおすすめです。
販売価格 1800ml ¥2,750(税込)